神経眼科|【厚木いいだ眼科】厚木・本厚木の眼科|白内障、緑内障、神経眼科

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神経眼科

神経眼科|【厚木いいだ眼科】厚木・本厚木の眼科|白内障、緑内障、神経眼科

神経眼科とは

神経眼科とは

眼球は脳とつながっています。人がものを見るためにはその視覚経路が正常である必要があります。神経眼科は網膜から脳までの視覚系、眼球運動や瞳孔の病気を扱う専門領域となります。

  1. 視力障害(急に中心が見えなくなった)
  2. 視野障害(何となく見えにくい、ギザギザした光がみえる、頭痛がある)
  3. 眼球運動障害(目がある方向へ動かない、物が2つに見える、物が揺れて見える)
  4. 眼球運動時痛(目を動かすと痛みを感じて視力が数日かけて低下してきた)
  5. まぶたの異常(まぶたが腫れている、夕方になるとまぶたが下がってくる、目が開けにくい,まぶたがピクピクする)
  6. 眼球突出(片方もしくは両方の眼球が出ている)
  7. 瞳孔異常(ひとみの大きさが左右で異なる、まぶしさを感じる)

症状を詳しく聞き、原因を特定し適切な治療を選択します。

神経眼科疾患と症状

見えにくい

眼球は脳とつながっています。視神経など、その視覚経路に異常が起こると視力低下が起こります。視神経炎は、急な視力低下や目の奥の痛みを生じます。視神経炎はその原因により治療に対する反応が異なるため正確な診断が大切です。

ものが二重に見える、まぶたがさがる

目を動かす筋肉を外眼筋といいます。外眼筋や指令を出す脳からの神経に異常が起こると、目の動きが障害されて物が二重に見える(複視)という症状が起こります。動眼神経麻痺、外転神経麻痺、滑車神経麻痺などの眼運動神経麻痺、甲状腺機能異常や重症筋無力症など全身疾患が原因となることもあります。特に動眼神経麻痺はその原因の1つに脳動脈瘤があります。直接生命にかかわる眼科医が見逃してはいけない緊急の対応が必要な病気です。

視野が欠ける

脳腫瘍、脳梗塞など脳の病気が原因で視野障害が出現します。病変の場所により様々な視野障害のパターンを示します。
緑内障の視野障害との区別が難しいことがあり神経眼科の専門性が必要です。

眼瞼けいれん

目の周りの筋肉が自分の意思に関係なくけいれんして目が開けにくくなります。原因不明の本態性と安定剤、睡眠導入薬、抗精神病薬の長期服用が原因の薬剤性があります。まぶしい、目が乾く、ゴロゴロする、目を閉じていたほうが楽、歩いてものによくぶつかる、などの症状があり、ドライアイと診断され点眼治療を継続されているケースも多くみられます。治療法は薬剤性の場合は薬剤の中止や他剤への変更の検討します。対症治療として、眼のまわりの皮膚にボツリヌス毒素製剤を注射する方法があります。(ボトックス療法)
眼瞼けいれんとは別にまぶたの一部がピクピクとけいれんしている状態を眼瞼ミオキミアといいます。まぶたの周囲の眼輪筋が攣縮(れんしゅく)している状態です。睡眠不足、疲労、ストレスなどによって起きると考えられています。自然軽快することが多く、眼瞼けいれんとは異なる症状です。